僕自身が「金沢Baet Bee バンドフェスタ」という、地元のおやじバンドフェスタの実行委員であることで、横浜市社会教育コーナーから、フォークギター教室の講師を依頼されたことがきっかけ。
参加者はみな中高年のおじさんばかりで、始めた頃はギターもたどたどしい状況だった。がしかし継続は力なりでありまして、なんとなく皆上手くなっていくのでした。
それなら、なにか人前で演奏発表するか、という話になり、社会教育コーナー主催の“お祭りだあ”という地域の文化祭みたいなイベントで、ちょっとした発表演奏をしたのが2年前。みんな、そこで味をしめる。“人前で演奏し歌う事のワクワク感と楽しさを!”だ。
味をしめたものだから、ギター教室は1年で終了し、その後は「磯子フォークソング部」という名称で、まあ本当に部活のような活動を熱心に行っていました。僕自身は講師ではなく一村民(部員)としての参加です。
そして昨年「磯子フォーム村」と改名し、自分たちでお客さんを呼んで、聴かせる公演をやろうじゃないか!
と大きな(大それた)目標を掲げました。
上に添付したチラシをつくったりしながらみんな練習にいそしみました。
そして迎えた旗上げ公演の当日。みんな緊張ながらも、元気に楽しく演奏し、歌ってました。
気取るとかかっこつける、というのではなく、演奏できる喜びや楽しさが素直に伝わってきて僕も大いに感動しました。
数名編成で4バンドあるのですが、上の写真は村民全員でのパフォーマンス。ロッドスチュアートのSailingと明日があるさ、の2曲をエンディングで披露。
感じたことは、素直に喜べちゃう、のも円熟大人の大人たる魅力だろうし、今、という瞬間を熱く謳歌できるのは、青春してる! という感じ。
40年以上WHOTAというロックバンドやっている僕にとって、磯子フォーク村は新鮮な音楽の価値観を発見できる居心地のいい場、としみじみ感じたのでありました。