今回は2社目の戦略紹介です。
千葉県/地域建設会社 リフォーム部の場合
戦略名:松竹梅戦略
■当社の強み
1)賃貸、売買、建設、管理、新築、リフォームと総合力がある。
2)販促はPDCAを確実に廻しており、ノウハウの蓄積がある。
■当社の弱み
1)リフォームの提案力が低い。
2)リフォームの認知度がまだまだ少ない。
■外部の好機
1)数社の住設メーカーが応援している。
2)住設メーカーの「リフォーム無金利ローン」が使える。
■外部の脅威
1)競合が多い。
2)業界全般、リフォーム需要が伸び悩んでいる。
まず、この強み、弱み、好機、脅威を客観的に分析。
ちなみに、リフォーム部はスタッフのたゆまぬ努力で、毎年売上目標を達成し、会社の重要な部になっています。
更に、以下の価値とターゲットを設定。
■当社の価値
1)安全に暮らすための工事品質が高く、安全な暮らしを提供。
2)スタッフが若く、熱心なので、顧客満足度が高い。
■ターゲット
1)商圏内の築10年以上の戸建てとマンション
2)OB施主(新築、リフォーム)
徐々に知名度は上がってきているし、OBからのリピートも増えてはいますが、お客様から言われたコトを叶えることが精一杯で、受注単価と利益額が低い、という課題を確認。今後は受注単価を上げることも重要、と判断。
そこで、商品開発として、価格とプランを分かりやすく3つのランクで提案をして行こう、ということになり、松竹梅戦略を設定しました。
これを商圏内の新規客とOBに広めていくための戦術に落とし込みました。
以下、戦略策定シートのサンプルです。このようにカンタンなもので結構ですから、ぜひ一度戦略づくりにチャレンジしてみてください!